オンライン報告書 - 2008 年 訪日企画
企画概要
| 企画名 | 第 21 回日本ロシア学生交流企画 |
|---|---|
| 主催 | 日本ロシア学生交流会 |
| 共催 | リャザン国立教育大学英語学科、日本語学科 |
| ノヴォシビルスク国立大学日本クラブ | |
| 助成 | 双日国際交流財団 |
| 平和中島財団 | |
| 三菱 UFJ 国際財団 | |
| 後援 | 外務省 (平成 20 年 8 月 7 日 許可 欧州交流 9552 号) |
| 実施期間 | 2008 年 8 月 14 日 〜 8 月 29 日 |
| 実施場所 | 日本 |
| 本会会員参加人数 | 29 名 |
主な企画

ホームステイ
私たちの交流はホームステイが柱となっています。赤の他人と生活を共にすることは日本人同士でさえも問題が多々起きます。しかし私たちがこの交流を 20 年も続けてこられたのは、ホームステイという濃厚な付き合いを通してお互いのことをよく知ることができたからです。寝食までも共にして日本人の生活にどっぷり浸かってもらうことで、普通の付き合いではわからないお互いの一面を知ることができますし、友情という言葉では表せないような強い絆が生まれます。受け入れてくれた日本人メンバーの家族に感謝するとともに、これからもこのホームステイが日ロのメンバーの絆を強めてくれることを期待しています。
ディスカッション
この交流のもう一つの柱が毎年恒例のディスカッションです。今年のテーマは「メディアと国家」「北方領土」「死刑制度」です。今年はメンバーを語学力レベルごとに 3 つに分け、その中でのディスカッションという形にしました。特に今年は日本・ロシア間の交流に壁を作っている大きな理由のひとつである北方領土問題についても話し合うことにしました。テーマごとに特色のある結論が出てきて、相違点も共通点も含めて互いの意見を知るという意味で有意義なものになったと思います。
ディスカッション報告会
3 日間かけて行われたディスカッションの結果の報告会を、今年は上智大学の教室をお借りして行いました。ディスカッションの内容を担当者が発表し、最後に一人ひとりがそれぞれの感想を述べました。また、今年は外務省欧州局ロシア交流室の北村弘子氏に日本とロシアの青年交流の目線からの講演会をしていただきました。
文化紹介

この企画は最初のウェルカムパーティーで自己紹介と一緒に行いました。日本人はロシア語で、ロシア人は日本語で行いました。自分の文章で文化を紹介することで、ガイドブックや辞書にはない、自分たちの言葉によって自分たちの文化を知ってもらうことができたと思います。
都市散策・調査
今回は東京と日光・鎌倉を観光しました。最近はサブカルチャーの人気もあって世界では日本の現代文化が注目を浴びておりますが、この会のロシアメンバーには、現代文化だけでなく日本の神社仏閣など伝統文化にも興味を持つメンバーが多くいたため、できる限り日本の現代文化・伝統文化の両方に親しんでもらうようにしました。真夏の東京のアスファルトからの反射熱で大都会と日本の夏を実感してもらい、雨の降る日光で趣のある風景とひんやりとした涼しさを体感してもらいました。この企画で、日本の街の長所も短所も知った上で日本を好きになってもらえれば嬉しいです。
交流企画
互いの親交を深めるには、やはり一緒に過ごす時間をとるのが一番です。企画の中には、観るだけでなく日本人とロシア人が一緒に楽しめるような企画もいくつか含めました。温泉や海、ボウリングなどを一緒に思い切り楽しむことで、より仲が深まったと思います。
報告書の発行
この夏の交流企画を形として残し、今後の活動につなげ、また多くの人にこの企画を知ってもらうために作成しました。日本語を習っているロシアメンバーには日本語で感想や日記を書いてもらいました。この報告書で、私たちがこの企画で得た思いを感じていただければと思います。