オンライン報告書 - 2007 年訪ロ企画 - 訪ロを終えて
日本とロシア同じとこ
東京外国語大学2年 E.S
ロシア人と三週間生活を共にして感じたのは、相違点よりも共通点だった。確かに気候や風土はもちろん、考え方や常識など、ロシアと日本では違う点がたくさんあった。でもその前に私たちは同じ人間なのだ、ということを実感させられた。同年代のロシア人と一緒に同じことに笑って、同じことに怒って...喜怒哀楽を味わう中で、ロシア人も感じる心は一緒なんだと実感した。日本で海外について考えるとき、違う点ばかりに注目して同じ部分に目を向けなくなっていたように思う。違うところにこそ触れる価値があるというのも事実である。でも、相違点が多い中で「同じ」ということはとても大事な要素で、国際交流をする上で忘れてはならないことなのだと思った。
本当に貴重な体験をさせてもらった。私たちを迎え入れて楽しい時間を一緒に過ごしてくれたロシア人のみんなに本当に感謝している。
ロシアはこんなに綺麗だったよ♪
思いやりに支えられて
上智大学2年 K.Y
初めてのロシア、初めてのホームステイ(一気に三軒も!それぞれ家庭事情が違っていて面白かった。ターニャ、マリーナ、マーシャ、本当にありがとう!!)、初めての三週間超の外国滞在、この夏は大きな冒険だった。どんな国だかよくわからないロシアに初めて飛び込み、訪露を終える頃にはロシアの生活がだいぶ「日常」と化していた。ロシア人の女の子は本当に可愛くて緊張したが、ロシア語が話せればそれだけで距離を縮めることができてすごくラッキーだと思った。少し体調を崩したり、意思疎通が難しくて疲れてしまったり、時々日本が恋しくなったりと自分の弱さも自覚させられた。普段のロシア人学生は自分の専攻分野を猛勉強しているようだが、この夏は同年代の友人として接してくれた。気が合うのかもわからないままホームステイをさせてもらったが、限りない目に映る気遣い・映らない気遣いに支えられてどうにかうまくいったのではないかと信じている。
日本に比べてロシアはまだ発展途上にあり、生活面での東京の便利さに改めて気づかされた。経路や時刻がわからない交通機関、人が応対する窓口の機械化、高速で定額のインターネットの一般への普及、自動販売機の設置、ゴミの分類など今後のビジネスの可能性がいくつも見えた。しかしロシア人の方が日々の生活を楽しんでいるのではないかと思ったことが何度もあった。例えばノリのいい音楽が流れればロシア人は所構わず踊りだすし、日本人ならまず泳がないであろうあまり綺麗とは言えない湖で多くの人々が陽気に泳いでいた。客商売であっても笑顔で応対するわけではなかったが、楽しいときには心からの笑顔を見せてくれる。人と触れ合うことが大好きで、肩を組んだり手をつないだりが普通に行われるのは素直な愛情表現で良いなと思った。人目が気になって日本ではできないことが、ロシアでは可能だった。今後どんなにロシアが変わっていっても、これだけは変わらないでいて欲しい。私は普段は自分でかなり細かくスケジュールを組んで動き回っているが、今回の旅ではそういったことから解放された気ままな「休暇」が過ごせた。もちろん日々発見に満ちたすばらしい休暇だ。旅行中のなんでもないようなことこそ懐かしく思い出したりする。これは私の価値観にも確実に影響を与えた。
更に、ロシア人にとっての日本語の難しさについても考えさせられた。ロシア語は難しいとよく言われるが、日本語を学ぶ難しさに比べればそれほどでもないのではないか。日本語は短い単語が多くたった一文字違うだけで相手の意図が汲み取れないことがあり、漢字は日本人でもよく間違えるのに、新聞には振り仮名がついていない。特にノボシの学生は日本に来たことがなくても相当上手な日本語を話すことに感動した。今後は語学を柱に、両国の文化についてもより勉強していきたい。
こんな機会を与えられなければリャザンとノボシビルスクに行くことはなかっただろう。ロシアなのにとにかく暑かった真夏のリャザン、一転して日本では11月くらいに相当する気候だったノボシビルスク、共に最高の夏を演出してくれた。会う人全てに本当に良くして頂いて(一人でも違ったら印象は変わっていたかもしれない)、ロシアの人々を思い出すと笑みがこぼれる。帰国してからかえって思い出は膨らむ一方のような気がしている。あの夏休みはもう終わってしまったが、私たちはまだ会ったばかりだ。これからもずっと、ロシアの友人達と付き合っていきたい。Большой спасибо за всё !!Во встречи★