オンライン報告書 - 2007 年訪ロ企画 - ディスカッション
テーマ「男になりたいか女になりたいか」
【レジュメ】
- 文責:A.Y
- 企業や国での扱われ方
- 就職
- 給料
- 結婚年齢
- 子供
- 平均寿命
- 男になりたいか女になりたいか
【まとめ】
文責:S.U
1.企業や国での扱われ方
- 「総合職」と「一般職」の違い(日)
- 男性の育休・産休制度はない(ロ) / 制度はあるものの普及していない(日)
- ロシアの育児休暇...以前は3年間、現在は1年半
→不満!!!幼稚園は高い上、いっぱいで入れない所も多い。ベビーシッターに頼むことも出来るが、危険。
2.就職
- 男性有利→平等にしたい(欧)
- 女性が多い仕事(ロ)...医者、看護士、美容師、図書館司書
- 女性が多い仕事(日)...一般職(企業やデパートの受付など)、サービス業(ホテル・航空など)
- 医者・教師は給料が少ないため、家族を養わなければならない男性はあまり就かない(ロ)
- ロシアでは教師も医者も、なるのは難しい上に給料が少ない。なぜ目指すのか?
→治療費の高い私立病院への就職を希望している人が多い
3.給料
- 男女で給料の差があるか?
→性別による差はないが、昇給率が異なる(日)
4.結婚年齢
- 平均22~23歳。もっと早く結婚する人もいる(ロ)
- できちゃった結婚が多い(ロ)
- 30歳までに結婚出来ればいいという女性が多い(日)
- 女性の社会進出が進み、婚期が遅れている(日)
5.子供
- 赤ちゃんポストの復活(日)
- 30歳までに、もしくは30歳くらいで子供を産みたい(日)
6.平均寿命
- 女性63歳、男性59歳(ロ)
→ソ連時代は75~79歳だった。ソ連崩壊後、生活が苦しくなりストレスも増えた。
- 女性86歳、男性79歳(日)
7.男になりたいか女になりたいか
★ 男になりたい → 日本人1人、ロシア人2人
☆ 女になりたい → 日本人6人、ロシア人6人
【感想】
日本人6人若年結婚のイメージが強かったロシアにおいて結婚年齢が少しずつ上昇していることや、今は結婚よりも学業を優先したいという意見が聞かれるなど、ロシア人の結婚に関する考え方が変わってきているのが印象的だった。また給料についての話から発展して、ソ連時代との社会環境の比較やロシアの経済状況が良くないのはなぜか(政府が悪い、国民性のせいだ、という意見が聞かれた)などについても話を聞けたのは興味深かった。(E.S)
議論したメンバーがマキシムさんを除いて全員女性でバランスは悪かったが、面白い議論ができた。結果的には女性になりたいという意見が多数を占めたが、M字型雇用になってしまう日本と比べてロシアの女性は結婚・出産後も働き続けるのが普通のようで、日本女性にもそのような選択肢を整えて欲しいと思った。ロシア人男性はかなり寿命が短く、半数の人は年金がもらえない内に寿命を迎えてしまうという現在のシステムは大いに問題があると思った。相撲や歌舞伎は男性でないと許されないという日本の伝統文化にまで踏み込んだ議論も飛び出したり、もし男だったらバリバリ仕事がしたいのにと願う人もいたり、変えられないが身近な話題であり、実りあるディスカッションとなった。(吉田 香)
【総評】
シベリア・北海道文化センターの畳の一室で長机を囲んで行った。メンバーは女14に対して男1人とかなり偏りがあったが、1人でもしっかり意見を述べてくれたので支障はなかったと思う。ロシア人みな日本語が上手で、話はほとんど日本語ですすめられた。
始めは、レジメに沿って男女に関する法制度や社会環境について意見を出し合い、ロシア人の自国の政治や経済についての考えも垣間見ることができた。次に両国の社会環境を踏まえて、男女観を始め結婚や出産についての各自の意見を聞いた。全体的にうまくまとまったディスカッションになったと思う。(文責:E.S)