2007 年訪ロ企画

企画概要

企画名第 20 回日本ロシア学生交流企画
主催日本ロシア学生交流会
共催リャザン国立教育大学英語学科、日本語学科
ノヴォシビルスク国立大学日本クラブ
助成日商岩井国際交流財団
平和中島財団
実施期間2007 年 8 月 7 日 〜 8 月 30 日
実施場所ロシア連邦
本会会員参加人数7 名

主な企画

ホームステイ

私たちの交流企画の基軸はホームステイです。私たちがこれまでロシアの学生と深い友情と信頼関係を築いてこられたことの大きな理由がこのホームステイにあると思います。実際にロシアの家庭に飛び込み、学生やその家族の暖かい歓迎を受け、私たちは直に本当のロシア人の生活に触れることができます。そして受け入れた学生と生活を共にし、一対一の関係を築いていくことで私たちの間には二度と手に入れることのできない貴重な友情と絆が生まれます。今回ホームステイを快く受け入れて頂いたリャザン・ノヴォシビルスク両都市の多くの家庭に深い感謝を述べるとともに、このつながりが今後も日ロ学生交流会の交流を活発にしていくことを願います。

ディスカッション

毎年恒例の企画がこのディスカッションです。ディスカッションは言語の壁を乗り越えていくつかのテーマにあわせて討議することで、より深い相互理解を促進することができます。今回はテーマを「学生生活」「メディア・演劇」「環境」「男女どちらになりたいか」に分類し、事前に設定した論点をもとにして議論を進めました。今年は例年に比べ人数が少なかったため、グループは分けずに日本人とロシア人とが意見を出し合う形式で行いました。使用言語はリャザンでは英語・ロシア語・日本語、ノヴォシビルスクでは日本語・ロシア語で行いました。ディスカッションによる相互議論はなくてはならないものです。なぜならこうした直の議論によって、私たちは両国の今現在抱える問題を知ることができ、ひいてはそれが自国社会を顧みる大切なきっかけとなるからです。

文化紹介

従来この企画は、まだ交流を始めて間もないリャザンの学生たちに、より日本の文化などを知ってもらい、交流の定着化をはかるために4年前から実施されたものです。リャザン国立大学は日本語教育が始まってからまだ数年しか経っておらず、現地に日本人もほとんどいないため、日本に関する生の情報に触れる機会が少ないのが現状です。しかし、日本語を学習する現地の学生の日本への興味は極めて深いものです。

今回、日本人はロシア語、ロシア人は日本語で各自がそれぞれ自国の文化を紹介する原稿を用意し、プレゼンテーションを行いました。今後この企画が、各自の興味の幅を広げるために良いきっかけになることと思います。

都市散策・調査

リャザンとノヴォシビルスクは街の規模、歴史、地理的な要素などにおいて良い意味で対象を成しています。リャザンでは主にクレムリンや美術館などをまわり、少し郊外にあるスカピンという町の郷土博物館や陶芸工場を訪れました。リャザンからモスクワへはバスで4時間程度、何もないだだっ広い道路を走ると、ふいに窓の外には巨大な建物が立ち並びます。一方ノヴォシビルスクはロシア第3の都市ということもあって、大きなビル群が立ち並び、たいていの設備がありました。郷土史博物館や太陽博物館などのいくつかの博物館を訪れ、動物園も見学しました。リャザン、モスクワ、ノヴォシビルスク、決して似通ったところのない各都市を訪れることで、広大な面積を誇るロシアの多様性に改めて気付かされました。

交流企画

親交を深めるとともに、ロシアの文化紹介を楽しく体感できる交流企画も数多く用意してくれていました。動物園に行ったり、川で泳いだりバーベキューをしたりしました。私たちが決して疲れすぎることなく楽しめるスケジュールを設定してくれていたので、リャザン・ノヴォシビルスク両学生たちの期待に応えることが出来たと思います。また、両都市の学生たちは私たち日本人側への気遣い、配慮が素晴らしいものでした。私たちが全日程を純粋に楽しみ、よく交流出来たのは彼らの多大な協力と熱意があったからこそだと思います。この夏の企画は私たちに本当に素晴らしい経験を与えてくれました。