オンライン報告書 - 2006 年訪日企画 - ホームステイ感想 2
ユーリヤ・エルモラエヴァ
ホームステイを受け入れた学生:H.O
ホームステイをして

日本に来る前、私は少し心配していました。なぜなら、私は H の家に泊まらねばなりませんでしたが、私達はまだ知り合っていなかったのです。でも彼女に会って、私は彼女を大好きになり、心配は無くなりました。私達が一緒に過ごした日々は本当に素晴らしかったです!唯一私が逃したのは、彼女の家族に会えなかったことです。H ほど面白くて、優しくて親切な人は素敵な両親がいるに違いないでしょう。
毎日 H は私にすごく気を使ってくれて、彼女の気遣いにとても感謝しています!どうもありがとうございます!そして今、プログラムが終わって私達は家に帰らねばなりません。離れ離れになりたくないです。H のような人がもっとたくさんこのプログラムに参加してくれたらと思います。
H、必ず来年の夏にリャザンに来て私の家にステイしてください。私の家族はいつでもあなたを歓迎しますよ!
ホームステイを受け入れて
ユーリャは何事も肯定的に捉える明るい性格の持ち主でした。健康的で企画でたくさん歩き回っても元気そうでした。とても大切に想っている人の話をよく聞かせてくれました。将来は英語と日本語の通訳をしてみたいという明確な夢もあるため日本語を使おうと努め、きれいな正しい日本語を話せていました。
ユーリャは日ロ学生交流会のメンバーや企画運営についてもよく考えていて明確な意見を持っていました。一緒にいて特に感じたことは、お互いの言語が違う場合、日常生活の些細な状況においても、いかに分かりやすい情報伝達ができるかがとても重要だということでした。文化や価値観の違いがあるので、何をするにしても、言わなくても分かるだろうと思わず、なるべく言葉に表すよう努めていました。
前もって、「これからどういう結果になるようにこういうことをします」、「どういう状況だから私はこう思います」という具合に、ロシア人達に予定や理由を正確に伝えることで、先を予測し心の余裕を持ってもらうよう心がけました。日々この作業を丁寧に行うことで、信頼が積み重なっていくことを強く感じました。日本に 1 年間留学していたレーナが「ロシア人は正当な理由がないと納得しない」とミーティング中に言ったのも、納得でした。
ホームステイの終わりごろにユーリャが言ってくれたことが思い出に残っています。ユーリャが改まった顔をして、「次会えるのはHがロシアに来る時ね、必ず会いましょう。日ロ学生交流会の企画に関係ない時でも、ロシアで宿が必要であれば、連絡してくれればうちは大歓迎だから遠慮しないでね」と言ったので、私がいつものようにお礼を言ったら、「H、私は本気で言ってるのよ。ただの社交辞令じゃないって、ちゃんと分かってる?」と、じっと私の目を見て言いました。
私がユーリャの言葉を日本人的感覚でとらえて「もしかして社交辞令かも」と無意識のうちに思っていたのをずばり見抜かれた感じでドキっとするとともに、ユーリャが本当に私に感謝してくれていると感じて嬉しかったです。今回ロシア人と共同生活をしてみて、ロシア人が自分の意見をはっきり言い、嘘や社交辞令を頻繁に使わないことは魅力的なことだと感じるようになりました。