オンライン報告書 - 2004 年訪日企画 - ロシアメンバーより

マリーナ・ドゥドゥチェンコ

2 年前、私はこのようなホームステイに参加できるなどとは思いもしませんでした。去年の訪ロ企画に参加すると言った時でさえ、自分が日本、しかも東京に行けるとは思わなかったのです。私たちにはわずかなチャンスしかないため、来年はおそらくどこにも行けないだろうと言われたのですが、すべてはまったく別の結果となりました。

今東京に来ることができ、2 年前このプログラムに参加することにして良かったと思っています。おそらく普通の東洋学科のロシア人学生にとって、これは日本へ行く数少ない機会のひとつです。実際、日本への渡航とホームステイにはたくさんのお金が必要なので、これは私たちにとって大きな援助、そして幸運です。

自分が他の人と違うということを味わうのはとても面白かったです。私たちがロシア語で話すと周りの人は興味を持ち、話しかけてくる人もいました。他の人の注目を浴びるのは気分が良かったです。

今ようやく、写真や教科書の東京ではなく、高層ビルや大勢の人々のいる実際の東京がどういうところなのかが分かりました。最初の数日、すべては夢なのではないかと思っていましたが、やがて慣れていきました。私が日本で暮らした 12 日は、まるで半年のように感じられます。

ホームステイのプログラムはとても気に入りました。散歩したり買い物に行ったりする自由な時間もたくさんあり、またたくさんの娯楽の時間もありました。ボーリングやカラオケなど初めての場所もあり、人生で 2 回目のディスコにも行きました。それだけでなく、大変美しい日本の伝統文化のある所にもいきました。日本庭園、歴史博物館、お寺などです。

しかし何よりも良かったのは、夜の東京を散歩したことです。一番の理由としては、町がとてもきれいだから。2 番目に、夜になると人々は本当に言いたいことを話すからです。私が日本に対して抱いていたイメージは 180 度変わりました。日本人についてのステレオタイプ、つまり日本人はとても伝統的で保守的で控えめだといったようなことは、消えました。

私は日本人の本当の姿、本当の生活、本当の感情や問題といった様々なもの、そして彼らの考え方をより良く理解するようになりました。そして今、私は日本をある理想としてではなく、普通の国として見ています。他国よりも進歩し発展してはいますが、この 12 日間で私は日本を違うように見るようになりました。私はロシアを恋しく思い始めてから、このことに気づいたのです。

もちろん私は日本も好きだし、別の文化に触れるのは本当に面白いのでいつかまた日本へ来たいです。そして今、明日日本を離れ、もしかしたらもう二度と来ることがないかもしれないと思うと、泣きたくなるくらい辛いです。それから誰とも別れたくありません。

私は、人々が言語の壁、距離、政治の思想の違いを越えて対話するために、このホームステイのプログラムのようなものがもっと必要だと思います。文化の違う人々が互いのことを学び、それぞれの国に対するステレオタイプをなくすことは大切です。

私たちは皆同じの地球の住人なのですから、良い友達になりましょう。

エリザベータ・チェルノヴァ

プログラムはついに終わってしまいました。私たちは家に帰らなくてはなりません。しかし、本音を言うと私は家に帰りたくないです。やっと日本の独創性、美しさ、びっくりするような派手さになれたところです。また、フレンドリーで親切で困っている時はいつでも助けてくれる準備がある人々と打ち解けました。日本での経験は私の人生の中で最も鮮明な印象として私の心に残るでしょう。

私たちは日本に 2 週間しか滞在できませんでしたが、少ない期間の中で多くの興味深い名所や多くの重要な問題について議論を交わしました。私にとって重要なことは、ノヴォシビルスクや日本の友達になれたことです。この企画は日本とロシアの双方の学生にとって有用です。私たちはお互いの言語を実践する機会とお互いの生活様式や考え方について知る機会がありました。そして、今は 8 月 6 日に戻ってまたすべての企画をやり直せたら良いのにという気持ちでいっぱいです。