オンライン報告書 - 2004 年訪日企画

企画概要

企画名第 17 回日本ロシア学生交流企画
主催日本ロシア学生交流会
共催ノヴォシビルスク国立大学日本クラブ
リャザン国立教育大学英語学科
助成三菱銀行国際財団
平和中島財団
実施期間2004 年 8 月 6 日 ~ 8 月 21 日
実施場所東京
招聘者数9 名 (ノヴォシビルスク 6 名・リャザン 3 名)

主な企画

ホームステイ

私たちの会では、より深い相互理解に向け、ホームステイを中心にこの企画を行っています。会って話し合い、遊んで交流するのみではなく、共に生活することで、異なる文化を身をもって体感することができるからです。そして受け入れた学生と 1 対 1 の関係を築いていくことで、私たちの間には貴重な友情と絆が生まれます。

今回 2 週間という短い期間の中で、ロシア人メンバーに日本の普段の生活を体験してもらい、少しでもよく日本のことを知ってもらえたら嬉しいです。

ディスカッション

毎年恒例の企画がこのディスカッションです。ディスカッションは言語の壁を乗り越えて、いくつかのテーマに合わせて討議することで、より深い相互理解を促進することができます。今回は国立オリンピック記念青少年総合センターにて 2 泊 3 日滞在し、3 つのテーマをそれぞれ 3 時間ずつ、事前に設定した論点をもとにして議論を進めました。

今年のテーマは外国語、環境問題、文化を選びました。環境問題については専門用語などもあり、メンバーの言語能力を考えると難しいと思われたため、日本人・ロシア人を言語のレベルにより 3 つのグループに分け、それぞれ日本語、英語、ロシア語で議論しました。それぞれのテーマで日本人もロシア人も活発に意見交換ができたと思います。

文化紹介

今年は去年に引き続き 2 回目の文化紹介を行いました。これは互いの国や文化をよりよく理解するためのもので、自国について 1 人 1 テーマ選び、簡単な発表をしました。ただ発表するだけでなく、日本人はロシア語で、ロシア人は日本語でという目標を設け、交流前に仲良くなるという意味で自己紹介も行いました。

日本人の中にはロシア語を学習していないメンバーもいましたが、やはり互いの言葉で一生懸命話すと気持ちが伝わるし気持ちが良いものです。

成果報告会

ディスカッションの締めくくりとして、オリンピックセンター滞在の最終日、今回の企画を多くの方に知ってもらうために、一般の方々やお世話になっている財団の方を招いて、成果報告会を行いました。報告会でも日本人はロシア語で、ロシア人は日本語で、同じ内容を 2 ヶ国語で続けて発表しました。

前日の夜、日本人ロシア人でペアを作り、協力し合って原稿を作りました。作成・読みあわせには各自ずいぶん奮闘しましたが、お互いに協力し合ったという点に意義があり、またお越しいただいた方々にも楽しんで聞いていただけたと思います。

交流イベント

ここで説明する交流イベントとは「ウェルカムパーティー」「フェアウェルパーティー」「東京湾花火大会」にあたります。

ウェルカムパーティーにはアウトドア企画を盛り込み、バーベキューをしながら初めて会うメンバーとお互いに自己紹介をしたり、また昨年あったメンバーと再会を懐かしんだりもしました。関東でも最大級に入る東京湾花火大会では銘々に浴衣を着るなどして日本の風物詩を堪能しました。フェアウェルパーティーでは企画が終わってしまうことを名残惜しそうに語ったり踊ったりして楽しみました。

都内散策・鎌倉散策

日本に来るロシア人たちは、普段から日本に強い関心を持っています。中には近代的な日本に強く惹かれる人もいれば、伝統的な日本が大好きだという人もいます。様々な日本を見てもらうことで、日本をより深く理解してもらおうと、多面的なアプローチでこのような散策を企画しました。

企業見学

今回の訪問先はディスカッションのテーマに沿ってアポイントを取りました。

「外国語」では語学番組を多く放送している NHK。「環境問題」ではモスクワ市でペットボトルリサイクル事業を展開しようとしている住友商事、株式会社アイエス、株式会社ペットリバース。そして 3 つ目のテーマ「文化」では 2003 年に「ロシアにおける日本文化フェスティバル 2003」を開催した外務省、といった三者三様の企業・機関を訪問しました。

快く受け入れていただいたことに感謝しています。興味深いお話を聞くことができ、みな満足していました。

報告書の発行

私たちの活動を形として残すため、また内容をより広く一般の方々にも知ってもらうために、企画終了後、報告書の発行を行います。この報告書は、企画に参加したメンバー全員が協力して作り上げるものです。

原稿については、基本的に原文のまま掲載しています。ただし、英語、ロシア語で書かれているものについては日本語訳を掲載しています。どの原稿も、企画期間中の貴重な時間を割いて、ロシア人学生と協力しながら、または自分自身で一生懸命作成した原稿です。私たちの活動の一片を感じ取っていただければと思います。