オンライン報告書 - 2003 年訪ロ企画 - ホームステイ
モルチャノヴァ家
ホームステイをした学生: T. I.
受け入れた学生: リリヤ・モルチャノヴァ
ホームステイをして
リャザンでの家庭での一番の感想といえば、ママの作る料理だろうか。ロシアの家庭料理らしく前菜から始まりメインに入りチャイとお菓子で終わる。(朝からこうなわけで、しっかり私はこなしていた) 量もすごいのだが又味もおいしい! もてなす側としてもいっぱい食べてくれるのは嬉しいらしく、ママも喜んでくれているように思えた。ただ自分では相当食べているつもりなのだが、ママから見るとたくさんは食べてはいないらしい。しかしそれは背が高く体の大きいママからみてそうなのであって、私は体の許容量が許す限り食べていたつもりなのだが。食卓の場はおいしくロシア料理を食べるだけでなく、会話のいい練習となった。
リーリャは相当なインテリゲンチャである。彼女が使いこなせる言語は日本語だけではない。専門である英語はもちろんそれ以上だし、ドイツ語も本人いわく「日本語よりかは読める」だそうだ。(ということは相当なのではないだろうか?) でも、賢いから彼女が好きなわけではない。彼女はそれだけの努力をしているし、大変まじめだ。これは一緒に暮らしたから分かる。一方で遊びに行くためにバスに乗ってるのになぜか大学で降りそうになったり、ジャガイモが好きだったり、ロシア人でもなかなか言わない丁寧さでロシア語を話すリーリャに愛着を覚え、大変信頼している。また会いたいなぁ。というより、会わない気がしないのも事実である。
本当に家族の一員のように大切にしてくれて本当に感謝している。
モロケイエヴァ家
ホームステイをした学生: C. M.
受け入れた学生: マルガリータ・モロケイエヴァ
ホームステイをして
リャザンのステイ先と一変して、リータの家はリータの両親と弟さんと、夏の間一緒に暮らしているというお婆様がいらっしゃり、賑やかでした。おまけに猫のトーマスまでいました! 彼女の家では"一家団欒"というものをとても大事にしていたように思います。昼食はプログラムの関係で家で食べることはほとんどなかったけれど、夕食はもとより朝食も、家族そろって食事をすることが多かったです。リータと私が遅く帰ってくると、お婆様やお母様や弟さんが自然とダイニングキッチンに集まり、1 日の出来事について話をしていました。「家族揃って食事をしない"弧食"が増えている」ことが日本で問題となっているけれど、家族が互いの絆を大切にしていれば意外と簡単に解決できる問題なのかな、と思いました。
リータの家での食事は、ほとんどお婆様が準備なさったもののようでした。モロケイエフ家ではパンやクワスまで自家製でした。私の祖母も料理上手ですから、「おばあちゃん」が料理上手なのは万国共通なのでしょう。
また、リータのお父様はバーベキューのときも、ギターで弾き語りをするときも、大活躍でした。お母様はとても優しくて、私のつたないロシア語に根気強く耳を傾けてくださいました。弟さんは、マトヴィエイといいますが、「チヒロサーン」と言ってあっという間になついてくれました。
でもやっぱり一番仲が良かったのはリータでした。彼女の日本語に頼りきっていた部分もあって、リータは大変だったと少し反省しています。けれど、やはり言葉が通じるのは大きなことで、安心して過ごすことができました。また、リータとは、私たちにしか通じないようなインサイドジョークもたくさん共有しました。(キラキラとか、ジャカジャカとか。リータ、覚えてる?) たった 9 日間のうちにどうしてこんなに仲良くなれたのでしょうか。
最後の朝、空港に行く道で私はリータに聞きました。どうして私を選んでくれたのか、と。リータは「誕生日が一緒だったからよ」と答えました。私は自分の誕生日をこれほど嬉しく思った時はありません。リータ、モロケイエヴァ家の皆様、素敵な 9 日間をありがとうございました。