オンライン報告書 - 2002 年訪日企画 - 各都市代表あいさつ
日本ロシア学生交流会幹事長挨拶
Y. H.

はじめに、第 15 回日本ロシア学生交流企画が無事成功のうちに終了しましたことをここにご報告いたします。今回は 15 回目という区切りの回であり、訪日企画としては 6 回目となります。無事に終了はしましたが、正直なところ、波乱尽くしではありました。
新しい試みの導入、初めての 2 都市からの学生招へい、過去最大規模の参加者数。事前準備でも、今年に入ってから起こったロシア絡みの政治家のスキャンダル等により、助成金獲得においても、私たちのような草の根レベルの交流でさえ厳しい目で見られ、非常に困難な状況に陥りました。
昨年の報告書の N による代表挨拶にもあったように、当会は、思い込みや一部の偏った情報によるロシアへの敬遠を、一般の学生やその周りの人たちのレベルにおいてなくし、ロシアへの純粋な入り口を提供することを目的としています。会の運営にあたって、こういったスキャンダルにより、資金面においてその入り口が小さくされてしまうのは、非常に切実な問題ではありました。
しかし、こういった状況においても今まで通り支援をしていただいた外部の方々の協力、多くの OB、会員の熱い情熱によって、企画の規模は縮小することなく、むしろ拡大して行うことができました。しかし、会員の資金面でも負担が増えてしまったことは事実で、今後の課題ではありますが、ご理解いただき、運営できたことに感謝いたします。
今年の企画において最も新鮮だったことは、リャザンの学生を初めて日本に招待し、2 都市の学生と交流できた点です。去年初めてコンタクトをとり、訪ロし、その時点では日本に招待するのは経済的にも困難という状況だったリャザンの学生と、ここ日本にて交流でき、これ以上に嬉しいことはありません。
リャザンは、日本語教育が始まったばかりで、私たちが行くまで、こういった外部との交流もほとんどなく(もちろん日本とはゼロ)、良い意味で閉鎖的で、独特の空気がある土地だったため、そこの学生が私たちの住む日本にいるという状況は本当に信じられませんでした。
初めてであったため、英語中心のリャザンと日本語中心のノヴォシビルスクという、言語面の戸惑いもありましたが、今後もよりよい交流方法を模索して、この 2 都市のカウンターパートとこの企画が続いていくことを祈っております。
ノヴォシビルスク国立大学学生代表挨拶
アーニャ・クリロヴァ
この日ロ学生交流会の訪日企画に、ノヴォシビルスクから 7 名、リャザンから 5 名招致していただきまして、本当にありがとうございました。今まで積み重ねてきた交流の 1 ページに、さらにまた新たに書き加える場にいられることを嬉しく思うとともに、様々な面で尽力をしていただきました方々に心から感謝いたします。
今回は何といっても、私たちノヴォシビルスクのみならず、初めてのリャザンからの訪日が大きなことでした。同じ国の者同士が日本という異国の地で初めて会うのも少し不思議な気持ちでしたが、時が経つにつれ、とても仲良くなり、ロシア人同士がひとつになっていきました。
また、私たちは、日本の由緒ある建築物から超現代的なビルディングまで、挙げればきりがないのですが、そういった伝統、文化、技術など、見るものすべてに魅了されてしまいました。そして、日本の食文化はどれをとっても素晴らしく、有意義なホームステイをすることができました。私たちだけでなく、一人でも多くのロシア人に日本のことを知ってもらいたいと思いました。
今回の企画を通じて、より一層の親密な日ロ交流が続いていければ幸いに思います。
リャザン国立教育大学学生代表挨拶
エレーナ・パヴェレノヴァ
こんにちは! 私の名前はエレーナ・パヴェレノヴァです。2002 年、今年の夏に日本にやって来たリャザンメンバーの代表です。思い出深いものとなるであろう 2 週間を過ごすために東京にやって来たロシア人学生全員を代表して、企画を支援してくださったスポンサーの方々と日本ロシア学生交流会のメンバーに、このような素晴らしい機会を与えてくださったことへの感謝の意を申し上げたいと思います。

私たちはみな、日本とその文化、言語、そしてもちろん日本人に対してとても興味を持っています。言語を学んだり日本に関する書籍を読むということと、いわば日本という国を直に感じたり、偏見や先入観を与えない現地に身を置く機会を得るということには、大きな違いがあります。従って、私たちはみな日本の本当の姿を見ることができ、また自分たちの視野を広げ、偏見を避けることができます。
ロシアと日本両国の若者たちが、コミュニケーションをとり、将来に向けて関係を築き、お互いについて多くを学ぶ機会となるこの企画は本当に素晴らしいと思います。将来、両国の間にさまざまな分野で誤解が生じるのを避ける足がかりとなるかもしれません。
あなた方が私たちロシア人とロシアに関心を示してくださったこと、そして、協力してこの企画を支え、発展のために尽力くださったことに感謝の意を述べたいと思います。
将来の両国の交流のさらなる発展を心から願って
2002 年 リャザン国立教育大学学生一同