オンライン報告書 - 2002 年 訪日企画
企画概要
| 企画名 | 第 15 回日本ロシア学生交流企画 |
|---|---|
| 主催 | 日本ロシア学生交流会 |
| 共催 | ノヴォシビルスク国立大学日本クラブ |
| リャザン国立教育大学英語学科 | |
| 助成 | 三菱銀行国際財団 |
| 平和中島財団 | |
| 東京国際交流財団 | |
| 実施期間 | 2002 年 8 月 9 日 ~ 8 月 26 日 |
| 実施場所 | 日本 (東京及び周辺都市) |
| 招へい者数 | 12 名 (ノヴォシビルスク 7 名・リャザン 5 名) |
主な企画
ホームステイ
私たちの会では、より深い相互理解に向け、ホームステイを中心にこの企画を行っています。会って話し合い、遊んで交流するのみではなく、共に生活することで、異なる文化を身をもって体感してもらいたいからです。また、ホームステイの特徴として、パートナーと 1 対 1 の関係を築き上げ、また異文化の家庭というものも自然に味わうことができます。
今年はディスカッションテーマの一つに、<家族観>について、ディベートにおいて、<日本はロシアより住みやすいか否か>といったことも話し合うため、ホームステイの経験が、より深いディスカッション・ディべートへとつながると考えています。
ディスカッション
今年も例年同様、国立オリンピック記念青少年総合センターにて 3 泊 4 日滞在し、2 つのテーマのディスカッションと、1 つのテーマでディベートを行います。ディスカッションテーマは、<家族観>と<スポーツ>、ディベートテーマは<日本はロシアより住みやすい国か否か>です。ディベートは新しい試みですが、言語の関係上、どのようになるのかはまったくわかりません。資料集めや模擬ディベートを重ね、本番に臨みます。
ディスカッションのスタイルとしては去年同様、テーマは日替わりで、異なるグループですべてのテーマを全員が話すという形式を取ります。事前準備では綿密な資料集めやアンケート調査などを行いました。
今年のテーマは、ホームステイを基盤とする当会のプログラムにリンクするものであり、実際に体験した日本での生活の感想をロシア人に聞き、議論することで、より深い理解が生まれると考えています。
ウェルカミング・フェアウェルパーティー
今回もウェルカミングパーティーは 10 日に花火大会にて行いました。昨年訪ロした数名を除いては、初めて顔を会わせます。会っていきなり議論や交流するというのは難しいので、パーティーを行い、ロシア人メンバーたちの来日を祝いつつ、これから 17 日間を共にするメンバーとの、お互いの自己紹介の場となりました。
24 日にはフェアウェルパーティーを行いましたが、それぞれが仲良くなったメンバーと最後のお別れを惜しんでいました。
都内散策・鎌倉散策・企業訪問

日本に来るロシア人たちは、普段から日本に強い関心をもっています。中には近代的な日本に強く惹かれる人もいれば、伝統的な日本が大好きだという人もいます。彼女らのためにも、多面的なアプローチでこういった散策・見学を企画しました。様々な日本を見てもらうことで、日本のことをより深く理解してもらえたと思います。
キャンプ
今年は初めて、自然の中でのキャンプを行いました。日本=便利という考えの通じない空間で、自炊やイベント計画などといった共同作業を行うことにより、より深い友情が生まれると思ったためです。舞台も、彼女らが最も行きたがる富士山の麓の、西湖のほとりのキャンプ場を選びました。自然も豊かで、日本=高層ビルといった考えを壊せたと思います。
成果報告会
ディスカッション・ディベートの締めくくりとして、オリンピックセンター滞在の最終日、今回の企画を多くの方に知ってもらうために、一般の方々やお世話になっている財団の方を招いて成果報告会を行いました。公開ディベートとプレゼンテーションという形式で、参加者全員が発表しました。
プレゼンテーションでは、ロシア人に日本語で話してもらい、日本人はロシア語で発表しました。同じ内容を同時通訳のように 2 ヶ国語で続けて行い、原稿は日本人ロシア人でペアを作り、協力し合って作りました。難しい形式ではありますが、他のメンバーにもお越しいただいた方々にも、楽しみながら、また注意を持って見て、聞いていただけたと思います。
終了後には、お越しいただいた一般の方々にもロシアをより身近に感じていただきたいと思い、懇親会を行いました。
報告書の発行
私たちの活動を形として残すため、また内容をより広く一般の方々にも知ってもらうため、企画終了後に報告書の発行を行います。この報告書は、企画に参加したメンバー全員が協力して作り上げるものです。
原稿については基本的に原文のまま掲載しています。ただし、英語、ロシア語、E-mail 使用のため、ローマ字で書いてあるものについては日本語訳を掲載しています。どの原稿も、企画期間中の貴重な時間を割いて、ホストの学生と協力しながら、または自分自身で一生懸命作成した原稿です。私たちの活動の一片を感じ取っていただければと思います。