2001 年 訪ロ企画
企画概要
| 企画名 | 第 14 回日本ロシア学生交流企画 |
|---|---|
| 主催 | 日本ロシア学生交流会 |
| 共催 | リャザン国立教育大学英語学科 |
| ノヴォシビルスク国立大学日本クラブ | |
| 助成 | 三菱銀行国際財団 |
| 実施期間 | 2001 年 8 月 7 日 ~ 8 月 31 日 |
| 実施場所 | ロシア連邦 (モスクワ・リャザン・ノボシビルスク) |
| 本会会員参加人数 | 10 名 |
日本ロシア学生交流会幹事長挨拶

今年の訪ロ企画は初めて尽くしでした。まず今回のメンバーに訪ロ経験者はいなく、ロシアへ行ったことのあるのも 10 人中 1 人。ロシア語を流暢に話せるメンバーもいませんでした。そして今年からノボシビルスクに加え、新たにリャザンとの交流を始めました。
初めてゆえの知識不足や準備不足などによる苦労も多くありました。しかし、月並みな発言ではありますが、苦労が多い分多くの人の協力を得てこの企画ができました。そういった経験を通して、改めてこの会の活動が多くの人の協力を得て支えられている、また多くの人に大きな影響を与えているということを実感しました。この場を借りてご協力いただいた方々に深く感謝の意を述べたいと思います。
本会は名称の通り「交流」を主体としています。ディスカッションや調査といった学術的なものだけでなく、ホームステイを中心に据えた交流をしています。本会はロシアに強い興味関心を持った者が集まり、ロシアの政治・経済・文化等について研究活動を行うといった会ではありません。もちろんそういった活動もあります。しかし、ロシア通・ロシアマニアを育成することが本会の目的ではありません。むしろ、ロシアに対する知識不足から、ともすると敬遠をしてしまうような人にこそロシアを知ってもらう、その機会となるものを創り出す、これが本会の目的です。
実際本会会員の多くは、入会時にロシアに対して大きな興味関心を持っていたわけではありません。「なんとなく」や「たまたまロシア語学科に入ったから」といったものです。僕自身この会に入会した理由はロシアを知らないからです。
多くの人にとってロシアを身近に感じる機会はないと思います。ましてやテレビや新聞から流れてくる数少ないロシアの情報は、紛争や経済危機など良い印象を受けるものではありません。しかし、本会の活動によって実際にロシアの学生やその家族・その他多くの人と接する機会を持った人は、思いこみや偏った一部の情報によるロシアに対する敬遠はなくなると思います。
しかし、全員が特にロシアを好きになったり、将来ロシアに関する仕事に就いて、日本とロシアの掛け橋になるわけではないと思います。もちろん将来の選択をロシアやそれに関するものとする人もいます。結果は各個人それぞれです。いずれにせよ、まずは知ることだと思います。今回の訪ロ企画は、その役割を十分果たせたのではないかと思います。
今後も本会はロシアへの入り口として活動していきたいと思います。そのためにも、皆様のさらなるご指導ご協力よろしくお願いします。